三国志

大判 三国志

(13) 〜魏王曹操〜 [大判 三国志]
発売元:潮出版社
583P
馬超を味方に引き入れいた玄徳は蜀を平定し、魏・呉・蜀の三国が形成された。一向に荊州を返そうとしない玄徳に腹をたてた孫権は、孔明の兄・諸葛瑾を蜀にさし向けた。だが荊州を守る関羽に要求をかわされる。許都では帝の曹操討伐計画が発覚、皇后を処刑した曹操は、自分の娘を帝に押しつける。勢いにのって曹操は、蜀の扉・漢中攻略にのりだす。

漢中の張魯は龐徳を漢中防衛に向かわせるが、曹操の策略により、張魯を抱き込み張魯と龐徳を離反させる。結果、龐徳は曹操の陣門に降り、漢中は曹操の手で平定された。

曹操の漢中平定に脅威を感じた孔明は、荊州三郡返還と引きかえに、呉に合肥を攻めさせる。呉軍は逍遥津の合戦で惨敗したものの、甘寧の百騎の奇襲戦で曹軍に打撃を与えた。だが魏と呉の総力戦は決着がつかず、孫権は和睦の使者を曹操に送った。

都に帰った曹操は魏王と称し、魏王宮を建設。孫権が贈った蜜柑と共に、左慈と名乗る奇怪な老人が現れ、曹操を愚弄する。

管輅の予言により、曹操はクーデター計画を未然に防ぐ。蜀では、曹洪率いる魏軍が蜀への進攻を狙っていた。功名心にはやる張郃は、張飛の守る巴西へ出陣する。張飛は連日酒盛りを続け、張郃を油断させる。張飛の策にかかり張郃は惨敗、瓦口関へ逃げこんだ。堅牢な瓦口関への正面攻撃をあきらめた張飛が思いついた策とは……。
3,200円 (税込:3,520円)

2018年1月25日 発売