■ 時代劇 短編
(全49ページ)
■ 賤ヶ岳の戦いの少し前、秀吉は賤ヶ岳近辺に伊賀の忍者を派遣していたが、誰一人帰ってこない。どうやら秀吉の敵、柴田勝家に仕えている風夜叉と呼ばれる忍者の仕業らしい。秀吉は、優れた忍者の白虎を呼び出し、その調査を任せた。風夜叉については何も手がかりがなく、わかっているのは伊賀忍者ということだけ。しかし、伊賀忍者には敵味方に分かれても殺し合わないという掟がある。それを信じる白虎だが、調査に行った賤ヶ岳で、仲間全員の死体を発見する・・・賤ヶ岳の戦いは、信長の死後、織田家の筆頭であった柴田勝家と、明智光秀を討った羽柴秀吉が争い、結果的に秀吉が覇権を勝ち取った歴史上重要な戦い。