作品リスト


こがらし大助(1956)

■ 短編
(全91ページ)
■ こがらし大助は、学生柔道選手権で必殺技、岩石落としを使い、植村春夫に、柔道家としては再起不能の怪我を負わせてしまう。柔道をやめる決心をした大助は田舎へ帰ることにした。車中で大助は一郎という男と知り合うが、一郎は、町へ着くやいなや男達に襲われる。だが一郎は、不思議な技で彼らを追い返してしまう。おじの家にやっかいになることになった大助は、男が岡田の一郎であることを知る。一郎の父は網元だったが、嵐の日、船から落ちて死んだ。現在、網元をしている柴田の権六という男がわざと助けなかったのだという噂があった。息子の一郎は、権六に復讐しようとしているらしいが……数少ない横山光輝の柔道漫画。
S030