of birth

(1969)
■ 短編
(全23ページ)
■ 美濃の豪族、稲葉越中守暗殺を依頼した斉藤勘九郎は、忍者の頭領から、越中守に笛を渡すように言われる。勘九郎から笛を受け取った稲葉家の屋敷に、奇妙な男が入り込んだ。身のこなしはすごいが、どう見ても正気ではない。拷問をしてもらちが明かず、放逐されるが、屋敷の外で、へらへらして離れない。ある夜、越中守は月を見ながら、勘九郎にもらった笛を吹くが・・・
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