of birth

ひも

(1969)
■ 青年誌 短編
(全24ページ)
■ 忍びの源蔵は、任務から帰って頭に報告をした。だが、命がけの代償は僅かな金でしかなかった。不満を持つ源蔵に、里のおつたが声をかけてきた。一夜を共にしたつたに、源蔵は一緒に里を出ようと持ちかける。僅かな金のために命を懸けるのがばからしくなったのだ。だがつたは、里を逃げだそうとしたものは,悉くが仲間の手で殺されてると言って反対をする。源蔵は自分ならできると言って、つたを説得した。里から脱出をはかる二人だったが、つたが途中、岩場で足をくじいてしまう。後で迎えに来ると言って先を急ぐ源蔵だったが、いつの間にか頭と仲間の忍者たちに囲まれていた・・・
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