of birth

稚児地蔵(人形佐七捕物帳より)

(1968)
■ 原作:横溝正史
■ 時代劇 原作付 短編
(全24ページ)
■ 巣鴨にある地蔵が、なぜか時折裏向きにされていた。たちの悪いいたずらだと思われていたが、その矢先、そこで猿回しの桐十郎が殺害された。地蔵には血で化粧が施され、稚児のカツラを被されていた。地蔵は内藤伊賀守の下屋敷前にあり、そこにはお艶という側室が住んでいた。殺された桐十郎の猿が屋敷内に逃げ込んだのを追った佐七は、そこでお艶から声をかけられる。お艶の前には、稚児の絵が描かれた羽子板があった・・・
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